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プラ資源循環促進法
6月4日、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(以下、プラ資源循環促進法)が、参院本会議で可決、成立しました。同法は、プラスチックごみのリサイクル量を増やすことを重視しています。
概要は、
- 製造業者などに対し努力義務として、薄型化などリサイクルしやすい製品設計を求めること(環境配慮設計)
- 市町村の分別収集や大量排出企業へ自主回収の促進すること
などです。
また、施行までに省令を定め、昨年7月からのゴミ袋有料化に続いて、使い捨てとなるストローやフォーク、スプーンなどを減らすための木材、バイオプラなどの代替素材の使用を小売店などに対し求める方針です。
②の市町村の分別回収の範囲は、洋服ハンガーなどのプラスチック製品に拡大する方針ですが、市町村にとっては大きな負担増となるため受け入れ体制の整備が急務となります。