カーボンニュートラル
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カーボンニュートラルという言葉をニュースなどでよく耳にするようになりました。
カーボンニュートラルとは、例えば、植物由来燃料を例にとりますと、確かに燃焼によってCO2は排出されているが、植物は成長過程でCO2を吸収もしているので、ライフサイクル全体でみると大気中のCO2の実質収支はゼロになるというように気候問題や地球温暖化などを説明をする際の環境用語から由来しています。
しかし、最近では、人や企業の活動、製品についても広くカーボンニュートラル、脱炭素化と呼ばれ、むしろこちらが主流となってきています。
具体的な取り組みとしては、再生可能エネルギー(自動車メーカー各社による電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV))、バイオディーゼル燃料(例えば家庭で使用される植物由来の使用済みの天ぷら油を回収して環境負荷の少ない軽油代替燃料を再生)、カーボンリサイクル・コンクリート(環境配慮コンクリート)、ゼロカーボン・スチール(従来の石炭ではなく水素を使用して製鉄)の実用化・普及が今後ますます注目されます。